【2021/2・月例杯】神戸グランドヒル ~(メンタルの話)感情のコントロール~

皆様こんにちは、2月は初の神戸グランドヒルでの月例杯開催でした!

初参加の方も2名おられ、嬉しく思います。

結果表はこちら

※パスワードが分からない方はご連絡ください(生徒限定)


■ゴルフのスコアを作る要素「技術」「メンタル」「マネジメント」の内、今回は「メンタル」のお話です。


今回、同組の生徒さんからのご質問で、

「ミスショットが重なった場合の気持ちの切り替えはどうしたら良いですか?」とご質問がありました。ラウンド中に簡潔にはお答えしましたが、重要な事なのでここで詳しくお話しておきます。


当然ですがミスショットが重なった場合、マイナスの感情(悔しい、悲しい、怒る等)に誰しもがなるかと思います。その程度の度合いは「性格」や「練習量」などに関連するのかと思います。


■肝心なのは表現方法

ラウンド中、過度にアピールする人、めっちゃ不機嫌になる人、普段はこんなのではないとアピールする人、めちゃ落ち込む人、、、


ミスが重なった場合にこそ本性が表れやすいものです。過度のアピールは、周りからその様に思われてしまいます。あまり怒っていると次回誘われなくなりますよ笑


ではどの様に表現するのが適切かというと、


本当に悔しいなら、

「ラウンド後に練習する」という行動を取るのかなぁと思います。悔しかったらラウンド後に練習に行かないといけない!と言っている訳ではありません。本来、自発的にその様な感情になるものではないのかな。と言っています。反対にそのような気持ちにならないのであれば、そこまでは(練習に行く程までは)悔しくはないと言えます。その様に考えて見れば、ラウンド中「私はそこまで悔しくないんだ」と冷静になれるのではないでしょうか?


ミスショット連発

   ↓

「うわぁ、悔しい!!」

   ↓

「今日、練習に行く?(と自分に問いかける)」

   ↓

「ちょっとそこまでは、、、」

   ↓

「私は、そこまでは悔しくないんだ!(と気付く)」


私はラウンド中、過度に怒っている人(マイナスの感情になっている人)がいると、「帰りに練習行きましょうか?」と尋ねることがありますが、必ず返事はNOです。「そこまではちょっと、、」と。(ちょっと性格悪いですよねw)


勿論、悔しくて「練習に行くぞ!」と言う方がいたら、私は大賛成です!!


少しは自分の感情を冷静に判断できるのではないでしょうか?


(まとめ)

マイナスの感情を周りへアピールするのはあまり良い行動とは言えません。まずは本当にそれほどマイナスの感情が大きいのか?(大きいというのは、帰宅時に練習へ行くぐらいということ。)もしくはそれほどでないのか?を冷静に判断しましょう。これだけで落ち着けるかと思います。



■ラウンド中すべきことは?

さて、ラウンド中に過度に表現しないとして、ここまでの説明ではちょっと不十分ですよね。「ラウンド中はどうしたら良い?」ということにお答えする必要があります。これまでの話で冷静な状態になってもらえているかと思います。※冷静な状態でないと、どの様なアドバイアスも受け入れてもらえません。


私自身、調子の悪い時にする方法は「9番アイアンを使う」です。

私の9Iの飛距離は約130yなので、130y以上あれば振ることができます。ティーショットで使うこともあります。私にとって9Iは得意なクラブです。少しでも簡単なクラブで、そして簡単な状況(ティーグラウンドの様な平らな状況や、グリーンを狙わない状況のこと)から打つことでメンタルを楽な状態にします。まずこれが当たらないと話になりません。パー4なら、2~3回9Iを使えます(試せます)。9Iで調子を取り戻してから、少し長いクラブを使うことを自分に許可しています。


多くの方が陥りがちなのが、長いクラブでミスをし、何度も使い、ミスの連鎖をする。「今日は調子が悪いから、練習だ!」と言って、長いクラブを何度も使う人もよく見かけます。調子が悪くて、練習と考えるなら、短いクラブから初めて見ましょう。少なくとも練習場ではそのようにしているはずです。その方が(技術的に)簡単ですよ。


私は100切り・90切りの為には、(技術的に)簡単なことを実行することを奨めます。しかしそれは(メンタル的には)難しい場合もあります。「残り200yあるのに、9Iを使うなんて嫌だ、ウッドを使いたい!」なんていうのまさのそうですね。「何々を使いたい!」というのは「良いスコアで回りたい」ということとは逆行する場合が殆どです。この辺りがゴルフのメンタル的な難しさであり、技術が向上している(練習場で綺麗に打ててきている)にもかかわらずスコアが伸びない原因だったりもします。


ゴルフは「技術」「メンタル」「マネジメント」が揃ってスコアに繋がります。レッスンでは「技術」に偏りがちで、私の反省点でもあります。レッスン時に「メンタル」のお話もまたさせて頂きますので、皆さんも是非ご質問くださいね。


※勿論、ゴルフはスコアだけではありません。「この状況から、これを使いたいんだ!」という考え方を否定している訳ではありません。プロじゃないんだから、自分の使いたいクラブを使うというのも楽しいですよね。


■阪南ゴルフ良いですよ

最後は、阪南ゴルフのラウンドレッスンの宣伝にもなってしまうのですが、阪南ゴルフは良いですよ。

阪南ゴルフは18ホール(9ホール×2)で約3,600yです。本コースと比べて短く、本コースへ行っている方にとって、メンタル的に楽なコースです。スコアを出すぞ!という考えより、練習だ!という気持ちになりやすいかと思います。つまりは本コースに比べ、練習場に近いメンタル状態になりやすいと言えます。とは言え、芝の上から打つので、綺麗に打てたら自信に繋がります。

逆もしかりです。この様なメンタル状態で打てなければ、本コースで綺麗に打つにはまだまだ(メンタル的に)難易度が高いと言えます。



■スイング動画(音声あり)

※最終組が、動画を沢山撮ってくれたので、沢山載せましたww

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