【100切り講座 第20回】キャパオーバーしてませんか?

ラウンド時色々と考えすぎて、自分のキャパをオーバーしてませんか?

Youtubeや雑誌などでは「傾斜からの打ち方」「番手間の距離の打ち分け」「上げて止めるアプローチ」「風の読み方」「上り傾斜の距離の計算」「ピン位置による考え方」「バンカー越えのショット」「グリーンの傾斜の読み方」、、、まだまだ色々な情報が載っています。


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【目標】

主に100切りをしたい、安定させたい初心者さん向けへの記事です。ストイックなことは私自身苦手なのでその様な話はしません。目標は、難易度の低いコースの白ティーから100切り安定です!!

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ラウンドで何かできないことがあり、それを練習やレッスンで補い、そして次のラウンドで試す。上達には欠かせないことです。しかし、色々とやろうとしすぎた結果、ちょっとした距離感のミスではなく、ダフリやトップなどのミスショットを誘発していませんか?


ご自身のレベルより1つ2つ上のことに取り組むのは賛成ですが、何でもかでもやろうとしすぎりとキャパオーバーになります(そして時間もかかってしまいます)。


その中でも特に見かけるのが、100ヤード以内の距離を正確に求めすぎな人が多いように思います。レーザー距離計で距離を正確に測り、ピン位置、上り傾斜、風などを考慮する。しかし、まだ慣れていない芝の上から打つという事、多少の傾斜地、そして不慣れな振り幅でショットが緩み、ダフリチョロ、、、


グリーンは縦横共に30~40ヤードあります。そしてグリーンを外しても、良い場所であればパターや転がしが使えます。


ラウンドレッスンで50ヤード付近の距離から生徒さんが素振りを慎重に行っていたとしたら、私からのアドバイスは「それでOKですよ~、細かい距離を気にせず、そのふり幅をしっかりゆるまず振りましょう!」と。そうすると、案外皆さん綺麗に打ってくれます。綺麗に打てた経験を何度も積んでから、次のステップである距離間や方向性を徐々に考えていきたいですよね。

まずは第一ステップとして、綺麗に打てること!これを目指してください♪



【おまけ】

因みに私は、

残り100ヤード以内でしたら、ボールの所へ行くまでにスタンドバックからクラブを抜き、素振りを軽く行い、さっと打っています。


何も考えていない訳ではありません。ピン位置は事前に確認しておき、ボールの所へ行く間に距離(ヤーデージ杭を参考に)や、上り下りをある程度計算しています(距離計測器は使いません)。そしてボールの所へ着いたら、ライを確認し、傾斜に合わせてアドレスを行い、素振りをし、最下点やスイング軌道(パス)、クラブの抜け、出やすい球筋などを確認、それらを踏まえて狙い所を決め、アドレスを微調整し、そして打ちます。(複雑な状況であればもう少し時間をかけます。)


皆さんに同じことをやりましょう!と言っている訳ではなく、短時間でできる範囲でできることだけやりましょう。それが楽に行えるのであれば、1つ気にすることを追加しても良いかもしれません。完璧を求めて無理をするとキャパオーバーとなり、大きなミスに繋がりますよ。

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