【100切り講座 第24回】逆素振りのメリット3つ

練習ドリルの一つとして行って欲しい逆素振り。今回はこの「逆素振りのメリット3つ」をお伝えします。

※「逆素振り」とは右利きの人にとって「左から右に振る動作」、つまりレフティーさんのスイングのことだとお考えください。グリップはそのままで構いません


メリット①:体のバランスを整える

メリット②:スイングのバランスを整える

メリット③:リズムを整える


メリット①:体のバランスを整える

ゴルフという素晴らしいスポーツの欠点を1つ挙げるとすると、片方向のスイング(右から左へ振る)の為、「体が歪みやすい」という点が挙げられます。「ゴルフ 歪み」などで検索してもらうと、色々と事例が出てくるかと思います。

世の中にはゴルフをしたことによって体の歪みが生じた方も少なからずおられます。


多くの方はゴルフというスポーツを、趣味の為、健康の為にされているかと思います。逆素振りをすることで身体のバランスを整えましょう。単純にストレッチで右側に体や腰や肩を回すこれだけでも効果はあります。3球打ったら、逆素振り!


メリット②:スイングのバランスを整える

逆素振りの動きというのは、通常のスイングのバックスイングに当たります
右から左への片方向へのスイングの練習のみ行なっている方は、なにかと癖がつきやすく、人によってはバックスイングを外側に上げる方、また逆に内側に上げてしまう方などがいます。左から右へ振ることで、バックスイングで真っ直ぐ、癖無くスムーズに、上げる動作に繋がります。

メリット③:リズムを整える

ゴルフではリズムはとても重要です。

リズムというのはスイング全体の流れのことなのですが、少し極端な表現をすると「リズムとは切り返しの間」のことです。切り返しの間がしっかりと適切に取れていると良いリズムになります。

※切り返し:バックスイングからダウンスイングに移行する部分


切り返しの間と、逆素振りがどう関係するのか?ということですが、


まず、通常の素振りを連続で行ってみてください。フィニッシュから次のスイングへ戻る時というのは、特に強く振るわけではないので、間が取れていることが分かりますか?


この動きを逆素振りを行うことによって、通常のスイングの切り返しの間を適切にとることができるのです。


【最後に】

ゴルフの練習と言うと、ゴルフ練習場でゴルフボールを打つことだけが練習と思っている方が多いように思います。勿論ボールを打つことも練習の1つなのですが、ボールを打つまでの様々な練習ドリルや、ちょっとしたストレッチ、などをもっともっと大切にしてください。本番ではそんなに連続してボールを打つことはありませんよ。数球ごとにこの逆素振りを入れるのもおすすめです。




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