【100切り講座 第47回】結果論にならない考え方を「③スライスを考慮したらバンカーへ!?」

こんにちは、見浪です♪

何かミスをし、それを踏まえて次回考え方がバージョンアップされることは成長ですが、都度変わってしまっていては、いつまで経ってもマネジメント力や考える力が育ちませんよ。どの様な結果になっても納得のいく考え方をしましょう。


例③「スライスを考慮したらバンカーへ」

スライスを考慮し、左方向を狙ったら、左方向のバンカーへ入ってしまった。「うわぁ、まっすぐ行くならまっすぐ狙えば良かった!」と後悔

以前、似た状況で「スライスしやすいから左を狙わないと!」なんて言っていませんでしたか?


■解説

スライスが減ったから狙い方を変えるのは成長ですが、たまたま真っ直ぐ行ったという、結果次第で狙い方、考え方を都度変えていてはだめですよ。


真っ直ぐ狙ったら右に行くけど、左を狙ったら左方向に真っ直ぐ行く。この場合3つの可能性が考えられます。


①確率の問題

そりゃ、毎回同じ球が出る訳ではないので真っ直ぐ行く場合もあります。確率論なので、たまに真っ直ぐ行く人は、これに該当します。平均的に右へ行くのであれば、やはり左狙いを継続しましょう。スライスを考慮し左を狙う事でスコアを纏めることは十分できます。スライスが出るから100切りが出来ないと思ってしまっている人は、まだまだ100切りが遠いですね。


②アドレスの問題

左を狙う事で、アドレス(構え方)が普段と違ってしまっている場合があります。当たりが薄かったり、曲がり幅が大きかったりしていたら、これに該当しているかも。練習ラウンドでは、狙う方向に合わせて横にクラブを置くと、きちんと構えやすいですよ。


③メンタルの問題 ※今回特に伝えたい部分

左方向にナイスショットが出やすい人。だからと言って真っ直ぐ向くとやはりスライスが出やすい人。この場合はメンタルの影響が考えられます。左を狙うことで右側のOBが気にならなくなり、安心でき、そして良いスイングが出来たということです。左を狙うことでナイスショットが出やすければ、引き続き左を狙い、ナイスショットを沢山打つ経験を積んでください!何度も繰り返しているうちに、どういう気持ちや考え方、狙い方で打てば良いショットが出やすいか、自分なりの傾向がつかめてきます。


その日のラウンドを練習ラウンドと考えるならば、バンカーに入ったら入ったで「バンカーの練習ができる」と考えて左方向を狙うのもありです。マネジメント的(スコアを求めるという意味)には、バンカーに入らないように、短めのクラブを選択するというのが無難ですね。


※同様に、スライサーは右側が広いホールで良いティーショットが出やすい傾向があります。


■おまけ

スコアは「技術」と「マネジメント」と「メンタル(考え方)」


コースはメンタルの影響を大きく受けやすいものです。特にご自身にとって難易度の高いショットはミスに繋がりやすいですね。ミスショットの際、メンタルを強くしないと!という考え方に私は否定的です。なぜなら、趣味でやっているゴルフ、週に数時間の練習、たまに行く本コース、この様な条件でメンタルを強くなんて不可能だからです。


趣味でやっているゴルフ「メンタルは弱いという前提」で色々考える必要があります。


なにより、ミスショットした際に「うわ下手くそやなぁ、、」や「メンタル弱いなぁ、」と言うだけで済ませてしまう人。なぜミスをしたのかを考えることから「逃げている」「サボっている」とも言えます。ミスの原因を技術やメンタルのせいにするのは簡単ですが、これではスコアを良くすることは難しいです。なぜなら、スコアは技術とマネジメントとメンタル(考え方)からなるからです。


※100切りに必要且つ、苦手な技術を、次回ラウンドまでの練習課題とする事は良いと思います。私がレッスン時に皆さんのラウンドの内容を伺っているのはこれを見つける為でもあります。


きちんと打てるとスコアは良くなると思ってしまっている人は、スコア80台の技術力が身に付けば、100切りぐらいは出来るようになるかもしれませんね。俗に言う練習場シングルさんですww

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