【100切り講座 第02回】マネジメントは先に決めよう!

【目標】

主に100切りをしたい、安定させたい初心者さん向けへの記事です。ストイックなことは私自身苦手なのでその様な話はしません。目標は、難易度の低いコースの白ティーから100切り安定です!!


【本編:マネジメントは先に決めよう!】

マネジメントとはコース戦略です。1打目は何を使おう、ここは狭いから番手を落とそう、グリーン回りが広いからグリーンを狙おう、ライ(打つ場所の状況)が悪いから転がそう、など、1打毎に的確に判断するというのが本来の形です。一般的な書籍でマネジメントの本なども沢山でています。


しかし、

マネジメントはそんな簡単なものではありません。とても厄介で、その場になるとついつい欲が出てしまいます。後で冷静になって振り返るとなぜあんな所を狙ったのかと、、、


そこで、

そこで100オーバーの初心者さんにオススメなのは、事前にいくつかマネジメントのマイルールを決めておくことです!

いくつか例を示します。
★ラフからは絶対にグリーンを狙わない、9番アイアン以下で打つ。

★セカンドショット、チョロやOBの後は番手を2番手以上下げる。

★バンカーから2回出なければ2打罰の救済(バンカー後方へ出す)。

★ドライバーはOB3回でたら、その日は使わない。

★ドライバーがチョロったら、次は7番アイアン。

★30ヤード以内は全て転がしで、センターとピンの中央狙い。

どれを採用するか、回数はどうするか、などはご自身で事前に決めて、18ホール最後まで(途中で変更せず)実施してみましょう。

これらはマネジメントの為でもありますが、自分への戒めという意味もあります。


以下、詳しく説明します。

★ラフからは絶対にグリーンを狙わない、9番アイアン以下で打つ。

 本来は、ラフの状況に応じてグリーンを狙う、狙わないを判断すべき所になります。この程度のラフなら何番で、、、なんて説明をしているWebページもあるかと思います。が、往々にして判断をミスり、難易度の高い状況でもグリーンを狙いがちかと思います。「ラフからは絶対にグリーンを狙わない」とマイルールを決めて見てください。ラフに打ってしまった自分への戒めという意味もあります。少なくとも100切りには全く問題はありません。ラフに来てから、どうしようと考える以前に、その前のショットで「ラフに行ったらグリーンを狙っては行けないルールだから、どうしよう」と考えて欲しいと思います。


★セカンドショット、チョロやOBの後は番手を2番手以上下げる。

 これも間違った(難易度の高い)マネジメントからくるものです。仮に2回目で打てたとしても意味はありません。むしろ、次回同様の状況で、また同じ番手を使い、同じミスを繰り返すだけです。番手を2番手以上下げて、確実に次打の打ちやすい場所へ運びましょう。因みに、この2番手下げたショットが綺麗に打ててなければ、最初のショットは難易度が高すぎたと言わざるおえません。


★バンカーから2回出なければ2打罰の救済(バンカー後方へ出す)。

 バンカーはなるべく避けたい所ですが、時々は入ってしまうものかと思います。1回で脱出できれば良いのですが、5打、6打、7打、と大ハマりする場合もあるのではないでしょうか?「これさえなければ、100を切れていたのに、、、」なんてこともお聞きします。そして何よりその後のメンタルの状態が悪くなります。なんとかたまたま脱出でき、へとへとになり、パターが適当になり、、、

 そこで「2回でなければ2打罰の救済を適用しなければならない」というマイルールを決めます。なぜ2回かというと、それ以上は丁寧に打てないからです。大体2回まで出ないと、その後は焦って、急いで3打、4打と打っている場合が多いかと思います。このルールを事前に決めておき、その代わり、何が何でも1回で出すぞ!と1回目にしっかりと集中しましょう。

 では、3回目、4回目でも丁寧にやれば良いか、というと、それだとかなり時間がかかってしまいます。ゴルフはプレイファースト一番です。バンカーで何度も仕切り直して、丁寧に打っている人を周りはどう思うでしょうか??それよりはサッサと救済を受け次に繋げた方が、プレイも早くなり、メンタルにも良く、周りからも良く見られますよ。


★ドライバーはOB3回でたら、その日は使わない。

 練習だと言って何度も使う人がいますがお勧めしません。まともに当たっていないとしたら、無理にドライバーを使ったところでそれはドライバーの練習にはなりません。ある程度当たった上でのOBは?という質問がありそうですが、そこを適切に判断するのが難しいので、先に決めてしまおうというのが本記事の趣向です。

 それに別のクラブを使えば、そのクラブの練習になります。そしてその分、飛距離がでなければ、セカンドショットで長めのクラブの練習や刻む練習が行えます。OBを打つと、特ティからとなり、それこそ練習となりません。何より面白くありません(これが一番重要かも)。

 別視点でも考えてみましょう。「ドライバーはOB3回までしかダメだから、そしてここは狭いホールだから、ユーティリティで行こう。」などです。OB3回と言うしばりがあるからこそ、適切なマネジメントに繋げることができます。これこそ本来のこの記事の目的です。


★ドライバーがチョロったら、次は7番アイアン。

 これは2つ目の項目と似ているので割愛します。気になった方はご質問ください。


★30ヤード以内は全て転がしで、センターとピンの中央狙い。

 本来のマネジメントとしては、ライなどを判断しどこを狙うか、その為にどの様な球筋で、どこに落とすか、などを考えます。当然なかなか難しいです。経験者からすると、この考える作業が楽しい部分でもあるのですが、初心者さんには難しい部分でもあるかと思います。上級者さんと回る時に、どのように考えているかを聞くことなどはとても勉強になるかと思います。

 ここでは、そのような難しいマネジメントはせずに、常に転がしでセンターとピンの中央狙いと事前に決めてしまいます。やるべきことが決まっているので、迷いなく、時間の短縮にも繋がります。他と同様、まずはこれがしっかりと出来てから、もう少し難しいマネジメントに取り組みましょう。※この時間の短縮について、とても重要なのでまた別途お話させて頂きます♪


以上となります、是非実行してみてください♪


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