【100切り講座 第03回】ダフリとトップを繰り返さない為に!



【本編:ダフリとトップを繰り返さない為に!】

ダフリが嫌だから起き上がりトップへ、トップを嫌い前傾をキープして地面を叩いてしまいダフリへ、その様なダフリとトップの負のスパイラルへ陥っている方への記事となります。


まず、スイング作りとして考えて欲しいのは、トップよりもダフリの方がマシだということです。なぜかと言うとトップはどこかが起き上がっているのに対し、ダフリというのは少なくとも前傾キープはきちんと出来ているということが言えます。

※過度なダフリは例外として、少し離れるなどの対応が必要です。
※スイング作りはピッチングなどの短いクラブで行う考えです。理由は長いクラブより簡単かつ、実際に使う場面が多いからです。



トップ対策として「前傾キープ」や「起き上がらない様に」なんて言われます。一見正しいように思いますが、ダフリを怖がれば、肘が曲がり結局トップへと繋がります。重要なのはトップよりもダフリの方がマシだという考え方です。ダフってもいい、地面を叩いてもいいという気持ちでスイングをすると、結果的に前傾キープが行えるようになります。


勿論、ダフリがいいわけではありません。スイング作りとしては、トップよりもマシだと言っているのです。ではダフリの状態から、次はどうすべきでしょうか?

その前に、インパクトを意識できているでしょうか?

多くの方が意識していない、もしくは、スイング軌道の中央(最下点の位置)で打とうとしているのではないでしょうか?


アイアンでは地面を少し叩くのが「通常の動作」となります。

※なぜ叩くかというと「地面すれすれの丁度の位置を振る」ということは難易度が高いからであり、アイアンは地面を叩いても少しは滑ってくれる構造になっているからです。つまりは安定するから、簡単だからということになります。


上図を見てください。最下点付近でボールを打つ動きは必ずダフリとなります(中央のボール位置)。つまり、ダフるからと言って起き上がる動作は、適切な修正方法とは言えません。ダフるから、スイング軌道全体をボールに対し、もっと左側へ移動させる必要があると考えます!


上図(右側のボール)を見てください。このようにクラブが下りている途中でインパクトを迎えることを、

ダウンブローと言います。

アイアンではダウンブローを目指しましょう♪


ではボールの左側の地面を叩くためにどうすればよいか?

ここでは4点挙げておきますが、③④は少し難しい話となり、また別途詳しくお話させて頂きます。


①最下点が左側になるように意識する。

 これまでの間違った意識や、意識していない方は、これだけでも治る場合があります。ボールの約5㎝左側を打つ意識で打ってみてください。


②ボールを右側に置く

 要はスイング軌道とボールの位置関係を適切に作りたいだけです。「ボールを両足の中央に置かないといけない」なんて考えないでください。ボールを右足寄りに置けば、最下点をボールに対し左側へ作ることは然程難しくはありません。ショートアイアンは特にこれで問題ありません。


③体重移動を行う

 左側への体重移動が行えると、体重移動した分だけ最下点が左側へ移動します。中央に置いたボールに対しダウンブローで打つのであれば、左へ7~8割程度体重が乗った状態でインパクトを迎える必要があります。手だけで無理にダウンブローを作ってもそれは意味のない動作となります。


④コックを適切に使う

 手首が縦方向に曲がる動きのことをコックと言います。金槌で釘を打つ時の手首の動きをイメージしてみてください。手首を固めている状態より、クラブヘッドの運動量が増し、小さなスイングでしっかりと飛ばす動きへと繋がります。これがなぜダフリと関連しているかは、また別途お話いたします(気になる方は聞いてくださいね。)


上記を読んで、ダフリトップを繰り返さないよう頑張ってくださいね♪


【目標】

主に100切りをしたい、安定させたい初心者さん向けへの記事です。ストイックなことは私自身苦手なのでその様な話はしません。目標は、難易度の低いコースの白ティーから100切り安定です!!

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