【100切り講座 第17回】ダフリトップはそんなに悪くない

【目標】

主に100切りをしたい、安定させたい初心者さん向けへの記事です。ストイックなことは私自身苦手なのでその様な話はしません。目標は、難易度の低いコースの白ティーから100切り安定です!!

【本題:ダフリトップはそんなに悪くない】

一打一打、常に綺麗なインパクトを求めてませんか?

練習場で、そして、ショートアイアンで、少しでも良いショットを求めて練習するのはある程度賛成です。ですが、コースで、全クラブ、綺麗なショットを求めることは難易度が高くなってしまいます。


以前スイング作りの為には、トップよりダフリの方がましというお話をしました。下記もご参考に

↓↓↓↓↓


コースでは、状況毎にトップかダフリ、どちらがマシか?を考え、ある程度ミスを許容しましょう。(練習場でも同様に)


■「グリーン周り(~30y)」

100切りを目指すレベルの方には、基本的にはランニングアプローチ(転がし)をお勧めしています(グリーンエッジから1メートル程度であれば、パターもお勧め)。さてこの転がしの場合は、トップはOKと考えましょう。なぜトップOKかというと、ふり幅が小さいからです。ふり幅が小さいのでトップしても、オーバーせず、結果オーライに繋がる場合も多々あります。


上げないと寄らないと言う人もいるかもしれませんが、寄せることよりも、乗せることを優先しましょう。上げようとし、トップして大オーバーからの大叩き、これをやっていては100切りは遠のいて行きます。このミスがないのであれば、ある程度上げるのも賛成です。


■「50~80y」

基本的にはウェッジ(ピッチングウェッジ等)を使い、ある程度高さの出るショットを選択することかと思います。高さの出るショットでのトップは絶対NGです!大オーバーします!つまり、多少のダフリは許容し、絶対にトップだけは出さない様に注意してください。

素振りでクラブヘッドが地面を擦って抜けることを確認しておきましょう。


(補足)

冬場などで芝が薄い場合は、抜けが悪くなります。つまり、ダフリもNGとなります。こういった状況ではまず「難易度が高く難しい状況であるという事」を認識しましょう。ある程度低めの弾道、ある程度手前狙いをすることで、トップしても大けがをさけることが可能です。


(補足)

グリーン回りのアプローチで上げる時も、トップは絶対NGと心得ましょう。


■7番アイアン

多くの方に取って、140~150y程度飛ばす時に使うクラブかと思います。上級者にとっては綺麗に打ち、適切に高さやスピンを出し、グリーンを狙う(グリーンで止める)クラブとなります。100切りを目指す上ではまずは、下記の様に考えて見ては如何でしょう。


・9番アイアンよりは距離を出すクラブ

・ゴロでも良いので前に飛ばすクラブ

この為には、トップで問題ありません。綺麗に打とうとして、ダフリだけは避けたいところです。


(補足)トップがOKだからと言って、起き上がらない様に(すくう形とならないように)ご注意ください。普段より「少し短くグリップを持つ」「少しだボールから離れて構える」「ボールの赤道付近をめがけて打ち込む」などを駆使しましょう。スイング中、クラブヘッドには遠心力が働き、振りたい場所よりも少し遠くの軌道を通りやすいものです。結果ナイスショットになることもありますよ。


■UT/FW

これらのクラブは、ソールが広くダフリに強いクラブです。そして、多少トップしても7番アイアンと同じ理由で然程問題ありません。つまり、多少のダフリ/トップどちらでも問題ありません。

が、普段やってしまいやすいミスを警戒しましょう。つまり、大ダフリし易い人は7番と同様にトップOKと考えます。大トップし易い人はダフってもOKと考え打ってみましょう。


■上で述べた間の距離

上の話では、30~50yや80~130yなど、間の距離の説明がありません。ゴルフと言うのはレベルに応じて間の距離をどう埋めるかを考える必要があります。どう考えるかを一度ご自身で考えて見てください。ご相談もお待ちしています。答えは一つではありません。


■最後に

全て上の通りにしましょうという訳ではありません。得意な番手や距離であれば、是非ナイスショットを求めてください。しかし、苦手なクラブ、苦手な距離であれば、一か八かではなく、しっかりとハードルを下げてくださいね。ミスが出ることは普通です。如何に大きなミスをしないか?これが100切りにはとても重要となりますよ。

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