【100切り講座 第15回】なんで真っ直ぐ飛ばないの?と言っている人はいつまで経っても真っ直ぐ飛ばない
【目標】
主に100切りをしたい、安定させたい初心者さん向けへの記事です。ストイックなことは私自身苦手なのでその様な話はしません。目標は、難易度の低いコースの白ティーから100切り安定です!!
【本題:なんで真っ直ぐ飛ばないの?と言っている人はいつまで経っても真っ直ぐ飛ばない】
「なんで真っ直ぐ飛ばないの?」なんて言っている人はいませんか?
この場合、主語は「ボール」となります。
上の言葉を次のように表現してみてください。
「なんで真っ直ぐ振れないの?」
どうでしょうか?主語は自分です。責任はボールではなく、自分にあることが明確になります。こう表現することで「では真っ直ぐ振る為にはどうしたら良いのか?」と次の考えに進むことができます。
※ここで表現している「真っ直ぐ」とは完璧真っ直ぐという意味ではなく「ある程度真っ直ぐ」とか、「自分の振りたい軌道」という意味で解釈してください。
どの様な球だったとしてもそれを打ったのは自分であり、直接影響しているのはインパクトです。インパクトは一瞬なので、インパクトゾーン(インパクト前後のクラブヘッドの動きのこと)がどうなっているか?をもっともっと考えてみましょう。
では、様々な球が出た時、どのようなスイングになっているかを考えて見ましょう。いくつか例を挙げておきます。修正方法はあくまで一例です。この限りではありません。考え方の一つとして参考にしてください。
■スライス球
スイング軌道に対しフェースが開いてインパクトしている。
↓
フェースを閉じる必要がある
↓
フックグリップを強める。フェースを被せてアドレスする。頭・胸を残す。ゆったりと振ることで自然にフェースが戻る形を作る。など
※腕の力でフェースを無理に返す修正はNG
■フック球(ひっかけ)
スイング軌道に対しフェースが閉じてインパクトしている。
↓
フェースを開く必要がある
↓
スライス対策の逆もありですが、下記のパターンもよく見かけます。
元々スライスの方が、腕の力でフェースを無理に返す修正を行った結果、ひっかけが出るようになった。まずは腕の返しをもっともっと抑えて見ましょう。
■プッシュ球(右に出る)
※球の曲がりが大きい場合は、先にフック球・スライス球の修正をしましょう。
↓
インサイドアウトで当たっている
↓
真っ直ぐ打つ為に、アウトサイドインで打つぐらいの気持ちで振る
↓
「上げる位置を外に」「頭・胸を残す」「オープンスタンスにする」「ボール位置を少し左に」など
■プル球(左に出る)
※球の曲がりが大きい場合は、先にフック球・スライス球の修正をしましょう。
↓
アウトサイドインで当たっている
↓
真っ直ぐ打つ為に、インサイドアウトで打つぐらいの気持ちで振る
↓
「上げる位置を内側に」「頭・胸を残す」「クローズスタンスにする」「ボール位置を少し右に」など
■弾道が高い、低い
どのようなインパクトになっているのでしょうか?それはなぜ起こっているのでしょうか?是非、ご自身で考えて見てください。分からなければご相談ください。
「分からない」と言ってしまうのは簡単です。分からないなりに、何かを変更し、やってみて、そして違うミスでも良いので、違う球を打つ。練習では是非色々と試してみてください。
ダフリトップがまだまだ出る方はこちらを参考にして、まずはクリーンな辺りになるように頑張ってください。
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