ゴルフクラブの種類⑥(テーラーメイド、アイアン編)


皆様こんにちは、見浪です。

前回の「キャロウェイ-アイアン編」に続き、第6弾です。今回はTAYLORMADE(テーラーメイド)のアイアンを纏めました。見方は「上下に難易度(コントロール、飛距離、寛容性)」「左右に発売時期」です。そして、「7番アイアンとPWのロフト角を表示」しています。

7番とPWのロフト角のを記載している理由についてはこちらを。

※スペースの関係で整合性が取れていない箇所もございます、ご了承ください。


大きくは中上級者向けの「P700シリーズ」と「アベレージモデル」の2モデルに分類されます。


■P700シリーズ

P790,P770,P760,P750,P730,P7TW,P7MB,P7MC,P7CBなどがあります。(これまで記事を読んでくれている人は)MBはマッスルバック、CBはキャビティバック、かなと想像できますよね。でも他はぱっと見ただけは良く分かりませんね。


【数字はトップトップブレード長】

シリーズの数字はトップブレード(フェースの上に見える部分)の長さになります。

P790は79mm。P770は77mm。


数字が小さい方が小ぶりなヘッドであり、つまりは難しいモデルであると言えます。図でも数字の小さいモデルがよりコントロール性能が高い(寛容性が低い)位置に記載されています。2019年あたりからは、P790とP770を残し、他はMBやCBなどのローマ字を付けるというルールに変更されたようです。現在のラインナップは4機種となり、分かりやすくなっていますね。タイトリストの620MB/CB/T100/T200のラインナップに似ていますw


【P770 / P790】

P700シリーズの中では特に人気のモデルになります。他社ですとブリヂストンの「241CB / 242CB+」、スリクソン「ZXi7 / ZXi5」、タイトリスト「T100 / T200」です。この辺りのラインナップはどこも人気ですねw


【P7MC】

MCはマッスルキャビティという意味の様です。MBとCBの中間をイメージして作られた造語ですね。結局のところCBの方が分かりやすい為か、ラインナップから無くなった様です。


【P7TW】

テーラーメイドがタイガー・ウッズと共同開発し、タイガーの2019年「マスターズ」制覇に貢献したアイアンのレプリカモデル。


【RORS PROTO】

P730ベースのローリー・マキロイ専用アイアン「RORS PROTO(ロアーズプロト)」、これが、マキロイの2025年マスターズ優勝による、キャリアグランドスラム達成を記念して限発売されました。


■アベレージモデル

キャロウェイ同様1枚に纏めるのは不可能だったため、アベレージモデルのみで纏めました。

昨今、ドライバーと同モデル名のアイアンはアベレージモデルとなっている傾向があります。テーラーメイドでは、Mシリーズ、SIM、STEALTH、Qiなど、全てドライバーでも出しているモデル名になります。PING(Gシリーズ),キャロウェイ(EPIC、ローグなど)も同様です。

そして、毎年テーラーメイドとキャロウェイからは新モデル(特にドライバー)が発売されるのが恒例となっております。2017年以降ですと、こんな感じです。


2017年:M1/M2

2018年:M3/M4

2019年:M5/M6

2020年:SIM(シム)

2021年:SIM2(シムツー)

2022年:STEALTH(ステルス)

2023年:STEALTH2(ステルスツー)

2024年:Qi10(キューアイテン)

2025年:Qi35(キューアイサーティファイブ)


アイアンのアベレージモデルのラインナップの傾向も、キャロウェイと似ていますね。比較的ロフトの寝ているモデル(M1,M3,M5)と、飛距離や寛容性に特化したモデル(グローレシリーズ、OS、MAX LITE)があります。


最後までご覧いただきありがとうございます。本ページでは各種アイアンの詳細までは記載できませんが「大まかにどんなアイアンがあるか」「モデル名からある程度どの様なタイプかが分かる」「自分に合ったアイアンが分かる」など、皆様のクラブの知識向上にお役に立てればと思います♪


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